「富士の山 登りてみれば 何もなし 善しも悪しきも わが心なり」（食行身禄）
「いつまでも 心和らぐ 富士の山 ただひとすじに 南無阿弥陀仏」（食行身禄）
「心眼（しんがん）を 開いてみれば 富士の山 善し悪しともに 現れにけり」（食行身録）
「目に見えぬ しん（心、真）のたたかい 示すには まことの道を 富士の山もと」（食行身録）
華厳経に出てくる「住自在心念仏」「住自業念仏」「住虚空念仏」というのは、本当に素晴らしいと思う。 つまり、願えばいつでも仏を見ることができるのが念仏で、自分の業・人生に仏がいつも映っておられ、如来が宇宙を荘厳している、という意味であろう。
