311から一年

東日本大震災1年で政府追悼式、両陛下が出席
(読売新聞 - 03月11日 15:16)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120311-OYT1T00345.htm



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野田首相は「ここに三つのことを誓いたい。復興を1日も早く成し遂げること。震災の教訓を未来に伝え語り継いでいくこと。助け合いと感謝の心を忘れないこと。そして、復興を通じた日本の再生という歴史的な使命を果たす」などと語った。
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311は多くのことを考えさせられる。
これほどの甚大な被害と犠牲の教訓を忘れないためには、昨年の八月六日に菅さんが言った通り、

「エネルギー政策の白紙からの見直し」
「事故原因の徹底検証」
原発に依存しない社会を目指す」


ことが重要。
これらは道なお未だ半ば。


また、昨年四月、大震災から一か月後、菅さんは、


1、「自然災害に対して強い地域社会をつくること。」
2、「地球環境と調和した社会システムを構築すること。」
3、「人にやさしい、特に弱い人に対してやさしい社会をつくり上げること」


を復興ビジョンとして掲げていた。
これらは今後とも大切なことだと思う。


大震災翌日の演説では、


「もう一度、日本を改めて創るんだ、そういう覚悟でこの危機に一緒に立ち向かっていこう」


「未来の日本の本当に、あのときの苦難を乗り越えて、こうした日本が生まれたんだと言えるような、そういう取組みを、それぞれの立場で頑張ろう」


というメッセージを述べておられて、とても感銘を受けた。


今日は、ふとそのことを思い出した。


野田首相の上記の三つの誓いは、菅さんが掲げたこれらのことに沿ったことだと思う。
またそうでなくてはなるまい。
がんばって実行していって欲しい。


もういいかげんに、不毛な足の引っ張り合いや、他への罵倒や悪口雑言はやめて、誰かに責任をなすりつけたり怒りをぶつけるのはやめて、協力し合うべきだろう。


復興。
教訓を語り継ぐこと。
助け合いと感謝。


この三つを、今日はあらためて国民が銘々に胸に刻み、復興を通じた日本の再生のために、心を一つにすることをみんなで願うことができたらと思う。