哺多利経 八つのことがら

「生き物を殺害しないことによって、生き物の殺害は捨てられるべきである。
与えられたものだけを取ることによって、盗みは捨てられるべきである。
真実のことばによって、嘘は捨てられるべきである。
和合をもたらすことばによって、中傷のことばは捨てられるべきである。
強欲でないことによって、強欲は捨てられるべきである。
そしり怒ることのないことによって、そしり怒ることは捨てられるべきである。
怒りと悩みのないことによって、怒りと悩みとは捨てられるべきである。
思い上がりのないことによって、思い上がりは捨てられるべきである。」

(哺多利経 中部経典第五十四経)