The Dalai Lama's Book of Transformation
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この本、実は、八、九年前に買って、その時は何度か読んだのだけれど、それから本棚にいれたままになっていた。
最近、ダライラマの対話の本を久しぶりに読んだり、サキョン・リンポチェの法話をyoutubeで見てひさしぶりに読みたくなって読んだのだけれど、あらためてとても胸を打たれた。
っというか、俺、この本に書かれている重要なメッセージを、多くの場合、十分実践できていなかったとこの数年間が振り返られる。
この本の、あまりにも利他的なところがちょっとニガテになってしばらく読んでなかったのだけれど、いまきちんと読み返してみると、決してむやみな利他主義ではなくて、きちんと自分自身の幸せのためにも心を変容させることの必要が説かれている。
そして、どの方向に心を変容させるのが一番良いかということから、利他主義ということがとてもわかりやすく説得的に表現されていた。
昔はちょっと誤読していたのかもなぁと気づかされた。
とてもわかりやすい英語なので、誰でもラクに読めると思うし、同じ内容の文章の邦訳も出ているけれど、どうもダライラマの文章は英語の方がより入りやすいような気がする。
心を変容させ、この人生をspiritual jouneyにしたい人には、ぜひオススメの一冊。
大切なjewelと心得て、今度はoblivionにしないようにしないとなぁ。