種田山頭火 「愚を守る」

愚を守る―俳人山頭火遺稿 (1971年) (潮文社新書)

愚を守る―俳人山頭火遺稿 (1971年) (潮文社新書)

山頭火著作集〈3〉愚を守る

山頭火著作集〈3〉愚を守る


山頭火の日記が収録されているのだけれど、いくつかはっとさせられるところがあった。

文は人なり。句は魂なり。句のかがやきは、魂のかがやき、人の光。

・生死去来は仏の御いのち。

・本来の愚に帰れ。そして、その愚を守れ。

・道は非凡を求むるところになくして、平凡を行ずることにある。

などなど、なるほどな〜っと思った。

「道は前にあります。まっすぐお行きなさい。」


「このみちをゆく
このみちをゆくよりほかない私である」


山頭火はたまに読むと、やっぱりいいなぁと思う。