十年前に出た漫画だけれど、読んでみたらけっこう面白かった。
国家財政の危機や老人大国化、情報革命の中で、いかにこれから生きていくか、ということが書かれていた。
「死ぬ気力があるならば、策を出せ」
「ひとつがダメになったとしても、全部ダメなんてことはない。
どんなに状況が変化しようとも、そのつど情報を集めて新しい戦略をたてていけば、乗り越えられない試練なんてない。」
というメッセージこそ、作者が最も伝えたいものだったように思えた。
アッティラの、
「悪い報告をした部下を誉めよ。
悪い報告をしなかった部下を罰せよ。」
という言葉も、考えさせられた。
これからの時代、なるべく多くの情報を的確に読み取り、世界の流れを的確に把握していくことが生き残るためにとても大事なのだろう。
「情報武装」の必要がこの漫画では指摘されてたけれど、本当「情報武装」が必要なのかもしれない。
にしても、私も十年前にこの漫画をきちんと読んで、ちっとは資産形成や資産運用に努力しておけばよかったなあ。
情報武装ももっと努力しておけばよかった。
今から努力して、「策」を出すしかないか。
結局「ワークハード」しかないのだし、それが一番なのだろう。