- 作者: マイケル・J.ローズ,Michael J. Roads,飛田妙子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2001/04
- メディア: 単行本
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七、八年前に買ったっきり、なかなか読まずに本棚に置きっぱなしだったのだけれど、昨日からふと取り出して一気に読んだ。
なかなか面白かった。
自分自身の人生を振り返るのに役立った気がする。
・今いるところ、現在こそが、人生。
・みんなそれぞれの中に秘められた力を持っている。
・自分のあるがままを愛せば、ほかのすべてのものを愛せるようになる。自分を学ぶことが、城の土台になる。
・感じ方が第一、理解は二の次。理解を障害にしないこと。
・生きて、呼吸している、その一瞬一瞬に、あなたは自分自身の現実を創っている。
・痛みは反応。愛は感応。感応するための鍵は愛。
・人生に対してもっとオープンになること。
・リラックスして、自分自身に満足する。
・出来事を変えることはできないが、対応の仕方を変えることはできる。それによって、過去との関わり方を変え、現在との関わり方を変えることもできる。
・不屈の精神や力が実は自分にはあること。
・自分に敬意をもって人生を十分に生きる。
・ただ心を開けば、必要なものはみな目の前にある。
などなどのメッセージは、なるほどーっと思った。
タイトルは、現代だと"getting there"で、「わかった」とか「そこに着く」みたいな意味だと思う。
日本語訳のタイトルは工夫してつけているのだろうし、よくつけたとも思うけれど、ちょっと誤解を招きやすいような気もする。
人生の答えがこの本に書いてあるというよりは、各自が自分で納得するための道のりの手助けみたいな小説、と思う。
思いっきりスピリチュアル系の内容なので、人によって受け付けれなかったり辟易するかもしれないけれど、さらっと斜め読みするには良い本ではないかと思う。
あと、個人的には、夫婦生活の秘訣はセックスではなくラブ・メイキングである、というのも、なるほどーっと思った。。