陰日向に咲く - elkoravoloの日記

この前テレビであっていたから見たのだけれど、けっこう面白かった。

ところどころ話の筋がややこしくて「？」と思うところや、あんまりまとまってない気がしなくもないけれど、

人は誰でも、自分の気づかないところで、誰かの大きな大きな愛や慈しみの目当てであることを、

どうしようもない自分が、そんな大きな愛や慈しみの目当てであることに気づいた時に、また立ち上がって生きていく気力が湧くということを、

描いているところが、良かったと思う。

また、お金は単なる数字ではなく、誰かの大きな真心や愛のこめられたものであることに気づく時、浪費などできないと思い至るということも、本当にそうだなぁと思った。

突っ込むならばいろいろ突っ込みどころ満載の映画なのだろうけれど、そうしたメッセージは良いのではないかと思う。
ただ、これだけの素材があれば、もっとうまくまとめられたのではないかという気もしないこともないところがちょっと惜しかった。