レイモンド・ムーディー 「かいまみた死後の世界」

かいまみた死後の世界

かいまみた死後の世界

臨死体験に関する先駆的な名著。

とてもわかりやすく、臨死体験のいろんな事例や、そこから得られる知見がまとめてある。

特に、臨死体験において多くの人が出会う「光の生命体」の話はとても興味深い。

・「あなたには死ぬ覚悟ができていますか?」
・「あなたには死に対する心の用意がありますか?」
・「あなたは一生のうちに、わたしに見せられるようなことを何かやりましたか?」
・「あなたは生きていた時に、何か満足できるようなことをやりましたか?」

ということを、「光の生命体」から、人は死んだら問われるらしい。

それらの問いは、生きている時からしていくと、より人生を充実させることができる問いのようにも思う。

臨死体験や死後の世界を知ることは、単にそれだけにとどまらず、今をより充実させてより深く生きるためにもとても大事な知識や問いなのだということを、教えてくれるとても良い本だと思う。