今はいたわり合うべき時

天皇陛下東日本巨大地震でメッセージ
(読売新聞 - 03月16日 17:26)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110316-OYT1T00665.htm


「これからも、皆が相携え、いたわりあって、この不幸な時期を乗り越えることを衷心より願っています。」

この一節が、特に胸に響く。
今の日本に、一番大切なことではないかと思う。

日本は今までの歴史でも、いくたびもの危機を、皆がいたわりあい、助け合い、一致団結することで乗り越えてきた。
今回のこの未曾有の国難も、いたわり合い、助け合えば、きっと乗り越えていくことができるのではないかと思う。

皇居の電気使用の一時停止や春の園遊会の中止もすでに陛下から示されている。

皇室も、政府も、震災復旧の任務にあたっている人々も、被災した人々も、そうでない多くの人々も、日本中の人々が、今はいたわり合い、助け合うべき時だろう。

中には、ネガティブな批判やヒステリックな言葉や、ひどいものになれば事実無根のデマや中傷を、政府要路の人々や命がけで働いている東電職員の人々にひたすら投げつけている人々もいるようだが、そうした振る舞いほどいたわり合いの心から程遠いことはないのではないかと思う。

一方で、黙々と、ボランティアや義捐金を行ったり、いたわり合い励まし合う言葉を述べあっている人々もいる。
こちらの方が、おそらくほとんどの日本人なのではないかと思う。

天皇皇后両陛下や菅首相を中心にして、この国難も、一致団結して乗り越えられたら。
そう願わずにはおれない。


天皇陛下 お言葉 動画
http://video.mainichi.co.jp/viewvideo.jspx?Movie=48227968/48227968peevee377816.flv