台湾の救援隊について

台湾が救援隊を派遣、待機していた隊員28人が日本に向け出発
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0314&f=national_0314_175.shtml


台湾の救援隊が今日到着したそうだ。

ネットでは、日本政府が台湾の救援隊を拒否したというデマが流れていた。

今回の震災では、いくつかデマが出回っているようだが、その一つだろう。

実際は、ただ単に陸海の交通の問題や、受けいれをリレー方式で漸次的にするために、順次順番で受けいれているだけの話である。

ロシアも11日は派遣の意志を表明、フランスも12日に派遣を表明していた。
ロシアもフランスも台湾も、今日14日に救援隊が到着している。

民主党が中国に気兼ねして台湾の救援隊を拒否したなどというのは、単なる憶測によるデマに過ぎないし、もし本当に中国の意向を気にしているならば今日台湾の救援隊が到着しているはずがない。

なんでも批判し、ネガティブキャンペーンをしたい人は、どのようなことでもその材料にするのだろうか。

菅総理が先日のメッセージで呼びかけたように、将来、あのときの苦難を乗り越えて、こうして今の日本が生まれたんだと、胸を張って言えるように生きることが、今の我々には一番大事ではないか。

情報は正確に検討し、間違っても誤報を流したりその片棒を担がぬように注意すること。
命がけで頑張っている政府や東電職員や消防隊員たちを応援し、励まし合い、助け合うこと。
そのような国家国民であってこそ、先祖や子孫に恥じぬ日本人と言えるのではなかろうか。

以下の記事に見られるように、今回の震災に際しても、日本人の態度には世界中の人々が感嘆し、敬意を持ってくれている。

【日本の大地震に見る日本国民の民度の高さ=台湾有識者
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0314&f=national_0314_186.shtml


【<東日本大震災>「不屈の日本」…米紙称賛】
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110314k0000m040015000c.html


大半の日本人はこのような称賛に値する立派な振る舞いをしていると思うが、ごくごく一部にデマを流すような人々がいることは残念なことだ。

各国が賛嘆するとおり、そして子孫に誇るに足るような、正々堂々たる高潔な振る舞いと、一致団結をこそ、今こそ日本人ならば実践するべきではなかろうか。