2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

志賀直哉 ちくま日本文学

志賀直哉 [ちくま日本文学021]作者: 志賀直哉出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/08/06メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含むブログ (14件) を見るとても面白かった。 この前、『暗夜行路』を二十年前に買ったのを見つけてやっと読破して、意外に…

永倉新八 「新撰組顛末記」

とても面白かった。 新撰組の生き残りの永倉新八が、大正になり、七十代半ばになってから、残した回想録である。 新撰組モノの小説と若干異なる印象を受けるところがいろいろあって面白かった。 たとえば、永倉をはじめとした新撰組の隊士の多くは、どうも尊…

ふと思い出すドラマのことなど

小さい頃、あるいは長じてから見た、さまざまなドラマやテレビ番組を、しばしば、あるいはたまに、思い出すことがある。 意外と、自分の人生はその大きな影響を受けたことがあるような気がする。ひとつは、私が小さい頃、『教師びんびん物語』というドラマが…

改憲の国民投票のメリットとデメリットについて

与党が三分の二の議席をとると報道機関が予想していた。 仮にそうなった場合、憲法改正の国民投票が行われるのだろうけれど、正直、デメリットはたくさん思い浮かぶが、メリットが思いつかない。 憲法改正の国民投票をやる場合、 ・約850億円かかる。 ・膨大…

エリ・ヴィーゼル死去

ノーベル平和賞受賞のユダヤ人作家、エリ・ヴィーゼル氏死去 http://www.huffingtonpost.jp/2016/07/02/elie-wiesel-dead_n_10791576.html エリ・ヴィーゼルの本は、以前、何冊か読んだ。『夜』『夜明け』『昼』という三部作で、『夜』はホロコーストの過酷…