2012-06-28から1日間の記事一覧
増支部経典 第四集 二百七十 一、比丘衆よ、四法を成就せるものは連れて置かれたるが如くに地獄に堕つ、何をか四とす。 自ら邪見に、また他に邪見を勧め、また邪見を讃同し、また邪見の功徳を説く。 比丘衆よ、四法を成就せるものは連れて置かれたるが如くに…
増支部経典 第四集 二百六十九 一、比丘衆よ、四法を成就せるものは連れて置かれたるが如くに地獄に堕つ、何をか四とす。 自ら瞋り、また他に瞋を勧め、また瞋を讃同し、また瞋の功徳を説く。 比丘衆よ、四法を成就せるものは連れて置かれたるが如くに地獄に…
増支部経典 第四集 二百六十一 一、比丘衆よ、四法を成就せるものは連れて置かれたるが如くに地獄に堕つ、何をか四とす。 自ら殺生し、また他に殺生を勧め、また殺生を讃同し、また殺生の功徳を説く。 比丘衆よ、四法を成就せるものは連れて置かれたるが如く…
増支部経典 第四集 二百五十五 一、比丘衆よ、大財を取得せし家はすべて永く続かず、彼等(家)は悉く四の原因かまたはその随一(原因)に因りて(永く続かず)、何をか四とす。 失えるを探求せず、古きを繕わず、飲食に節制なく、無戒の女人あるいは男子に財…
増支部経典 第四集 二百四十六 一、比丘衆よ、これらの四法は能く慧を増す、何をか四とす、 善士に親しむこと、正法を聞くこと、如理に作意すること、法随法の行なり。 比丘衆よ、これらの四法は能く慧を増す、と。二、比丘衆よ、これらの四法は人となれるも…
増支部経典 第四集 七十 一、比丘衆よ、何時にても王が非法なるときは王の代官もまた非法なり、王の代官の非法なる時は婆羅門、在家また非法なり、婆羅門、在家非法なる時は城市村落の人もまた非法なり、城市村落の人非法なる時は日月の運転度を失う、日月の…
増支部経典 第四集 六十二 一、ある時、給孤独長者は世尊の在すところに詣れり、詣り已りて世尊に問訊して一辺に坐せり、一辺に坐せる給孤独長者に世尊は語りたまはく― 二、長者よ、これらの四の楽は欲を受用する在家が時と機会にふれて味わうものなり、何を…
増支部経典 第四集 六十一 一、ある時、給孤独長者は世尊の在すところに詣れり、詣り已りて世尊に問訊して一辺に坐せり、一辺に坐せる給孤独長者に世尊は語りたまえり―二、長者よ、これらの四法は可愛、可楽、可意にして、世の中に得難し、何をか四とす。 我…
増支部経典 第四集 五十五 一、ある時、世尊は婆祇(バッガ)の尸収摩羅(スンスマーラ)山のベーサカラー(恐怖)林中の鹿苑に住したまえり、時に世尊は日の前分に内衣を著、鉢を取り、衣を被、那拘羅(ナクラ)の父居士の家に詣りたまえり、詣り已りて設け…
増支部経典 第四集 五十一 一、縁は舎衛城に在り。 比丘衆よ、これらの四は福を生じ、善を生じ、楽を引き、勝妙物を与え、楽の異熟あり、能く天国に生まれしめ、能く可愛、可欣、可喜、利益、安楽を得しむ、何をか四とす。 比丘衆よ、人あり、彼の衣服を比丘…
増支部経典 第四集 三十一 一、 比丘衆よ、これらは四輪なり、これを成就せる天あるいは人には四輪ありて転ず、これを成就せる天あるいは人は久しからずして財位において大と広とを得、何をか四とす。 適宜の地にすむこと、善士に仕うること、己を正しくあら…